2019.05.19 Sunday

111『お芝居の練習』

 

 

 

 

【前枠劇場 〜お芝居〜】

「アイリスって紙芝居はやるけど、演劇とかはやらないの?」

「えぇー、私はシャイですから、そんな舞台で劇なんて出来ませんよ」

「どの口が……」

「それに、その、私がそういった舞台に立つと、お客さんの劣情を煽るみたいで」

「いや着替えろよ」

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2019.05.19 Sunday

62『トロッ子の話』

 

 

 

 

【前枠劇場 〜ハベ子とツクヨミ その4〜】

「……ご主人。その……ご主人、暇そうだな? 私が……えっと……あ、遊んでやろうか」

「…………」

「……ぁ、ど、どうしても、どうしてもって言うならだぞっ」

「じゃあいい」

「……………………(むすー)」

「……ねぇ、ツクヨミ」

「んっ、な、なんだ!?」

「重いからどいて」

「(むすー)」

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2019.05.06 Monday

110『男になりたい』

 

 

 

 

【前枠劇場 〜カデ太〜】

「もしボクが男の子だったら、名前何になってただろう?」

「カデ夫とかカデ太とかじゃないですか?」

「なんか随分今と印象変わるね……」

「そうですか? カデ太とか、良いと思いますけどね」

「そうかなぁ……」

「なら、もっと男の子のメジャーな名前にしてみては?」

「そんなのあるの?」

「キr」

「やめろ」

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2019.05.01 Wednesday

109『カデ子の休息』

 

 

 

 

【前枠劇場 〜年号〜】

「この小窓って基本的に、あっちの世界の祝日とか大きなイベントとか拾っていくようにしてるけどさ」

「はい」

「年号が変わる、ってネタはどうしようもないよね」

「時代が変わる、って言い方をすれば良いのでは?」

「そんな大げさな話、ここでやらないでしょ」

「カデ子の時代が終わって次から違う人が主人公になります、とか」

「……………………」

「冗談ですからそんな顔しないでください」

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2019.04.14 Sunday

108『ニンニクニクニク』

 

 

 

 

【前枠劇場 〜あまあま〜】

「ボクもね、甘々な物語に憧れてない訳じゃないよ。実際、自分が本当に男だったら、って思う時もあるさ」

「はぁ」

「ボクじゃなくても、例えばよそンちの誰かでもいいんだ。甘々な話を見たい時があるんだ」

「なるほど」

「でも仕方ないんだよ。男キャラってどうしてもモチベが湧かないんだよ。キャラとしては欲しいけど操作はしたくないってこのもどかしい感じ分かるかな?」

「別に、自分が女の子でも、他の男性に恋すればいいじゃないですか。男性パートナーだっているでしょう」

「少ないじゃん。あまりにも少ないじゃん。実質ウルフ君かアルカナハートのどっちかじゃん」

「まぁ、ヒスイさんは相手がいますしね。ライ君は、そうですね、あなたは惚れそうにないですね」

「……ねぇアイリス。なんか、ボクが憧れるような男の子のロアとか作れないの?」

「現実から逃げないでください」

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2019.04.08 Monday

61『彼女達の決断』

 

 

 

 

【前枠劇場 〜ハベ子とツクヨミ その3〜】

「ツクヨミ……これを見て」

「ん? 不動産のチラシか? 引っ越すのか、ご主人?」

「考えてる……」

「でも、今の家も別に不自由はないぞ? どうして引っ越したいんだ?」

「今住んでるここは……カデ子ンちから徒歩10分。この物件は、徒歩5分なの」

「ご主人。まさかそれが理由なのか?」

「……好条件」

「ご主人。頼むから考え直せ」

「ちなみにこっちは徒歩3分なんだけど、家賃が高い……」

「ご主人。一応言っておくけどカデ子ンちは飛空庭だからずっと同じ場所に居る訳じゃないぞ」

「…………」

「ご主人。じゃあ飛空庭を買おう、とか言うなよ」

「…………そう言えばカデ子の庭は、あの人に作ってもらったらしい」

「ご主人」

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2019.04.02 Tuesday

107『31日』

 

 

 

 

【前枠劇場 〜日めくりカレンダー〜】

「カデ子さん、日めくりカレンダー作ったんですけど、要ります?」

「わぁ、すごい。4月の?」

「いいえ3月です」

「今日もう30日なんだけど」

「ええ、ですのでそこまで私が楽しくベリベリ剥がしました」

「もうほぼ日めくれねーじゃねーかこのカレンダー」

「なんちゃってー♪ 実はちゃんと、もう1個作ってあるんですよー♪」

「おーすごい。こっちはちゃんと1日から剥がせるの?」

「いえ、これも私がうっかり剥がしちゃってるんですけど」

「むしろ何で最後だけボクにあげようと思ったの?」

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2019.03.29 Friday

60『彼女達の対決』

 

 

 

 

【前枠劇場 〜ツクヨミとタイニー〜】

「あれ? ツクちゃん、ご主人と一緒じゃないの?」

「…………入るな」

「え?」

「今、ご主人の部屋に入るな」

「どうして? せっかく会いにきたのにー」

「ダメなものはダメなんだ! ご主人、一日に一回はこういう時あるんだ! でも今日はカデ子に会ったからマシマシなんだ!」

「何それ、どういう事? ねぇねぇ?」

「いいから! お前は黙って私の遊びに付き合えばいい! ほら!」

「今の流れだとボクとツクちゃんがそういう関係みたいに聞こえるよ?」

「だったら最初から訊くな!!!!!!!!」

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2019.03.25 Monday

59『目的のために』

 

 

 

 

 

【前枠劇場 〜ハベ子とツクヨミ その2〜】

「……考えてる展開があってね。ツクヨミ、知ってるよね。私が言われたら一番怒る言葉」

「知ってるぞ。ご主人がカデ子を好き、って気持ちを否定される事だぞ」

「うん、えらいね。それを、もし、カデ子が言ったら。やっぱり私は許せないの」

「怒るのか? 喧嘩するのか、カデ子と?」

「喧嘩? ううん、オシオキするの。もう二度と否定できないように、どれだけ気持ちが大きいか分からせるの」

「ああもうカデ子は反撃すら出来ないんだなご主人」

「でね、そのオシオキを、この本にイメージとして描いてみたんだけど、やっぱり、まだ緩いと思う?」

「ご主人、私は確かに見た目が普通より成長してるって設定だけど、それでも18歳以下なんだぞ」

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2019.03.17 Sunday

106『血の味』

 

 

 

 

【前枠劇場 〜吸血鬼〜】

「カデ子さんって、良くアルカードちゃんに血を吸われてるじゃないですか」

「そうだね」

「私、吸血鬼の伝承で語っていなかった所があるんですけど、聞きたいですか?」

「この入りからだと嫌な予感しかしないけど、うん、聞きたい」

「吸血鬼に噛まれた人も吸血鬼になっちゃうんですよ」

「…………え、ウソでしょ?」

「吸血鬼になっちゃうんですよ」

「ウソでしょ?」

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