【前枠劇場 〜くつした〜】
「カデ子。どうして露店に並んでる靴下はこんなに高いの?」
「それはパン…………あのー、足は心臓の次に大事って、あの、なんかそういう学会が言ってて……」
「む……嘘吐いてるでしょ。ちゃんと言って。隠し事ナシ」
「パンツが変わる」
「隠しててほしかった…………」
]]>
【前枠劇場 〜初老〜】
「気持ち的には」
「はい」
「気持ち的には、前回の更新は1ヵ月ぐらい前の感じだったの」
「はい」
「月日が経つのって早いねって」
「カデ子さん初老じゃないですか?」
]]>
【前枠劇場 〜アルカードの罠〜】
「やってくれましたねアルカードちゃん……まさかカデ子さんの部屋にタランチュラさんを置くとは」
「うわーぐるぐる巻きにされてやんの。ボクの部屋で悪さしようとしたんでしょ」
「失礼ですね。私はちょっとカデ子さんの部屋を面白くしようとしただけですよ」
「それを悪さって言うんだよ。ちょっとは懲りたら?」
「……燃えますよね、こういうの」
「ダメだこいつ」
]]>
【前枠劇場 〜カデ子の部屋〜】
「るーるる、るるるるーるる、るるるるーるーるーるー……という訳で始まりましたカデ子の部屋。このコーナーはボク、カデ子がゲストとトークをするというコーナーでーす」
「いえーい♪」
「はい、じゃあ今日のゲストのアイリスさん。アイリスさんは今したい事ってありますか?」
「カデ子さんを泣かせたいでーす♪」
「はい、ゲストのアイリスさんでしたー、ありがとうございましたー」
「これギャラは誰に請求すればいいんですか?」
「ねーよそんなもん」
]]>
【前枠劇場 〜イザ子ラジオ テイク2〜】
「はい、第2回目となりますこの前枠ラジオ。パーソナリティは私、イザ子がお送りしておりますけどもー」
「前回はね、はい。ちょっとありまして、尺がね。足りなくなってしまったという訳で」
「今回はサクッとですね。私達よそンちのキャラ紹介に入りたいと思いますー」
「まずご紹介するのは、はい、私です。イザ子です」
「イレイザーをやってるんですけど、全然そうは見えないって、ふふ、良く言われちゃって」
「私は実はこのよそンちには途中参加なんですけど、今は大変ありがたい事に、主人公をやらせていただいてまして」
「立場的には、そうですね、ツッコミ? ですかね。ここの人達って良くえっちな話題で盛り上がるんですけど」
「私、そういうのホント苦手で。どうにかね、やめさせたいんですけど。そんな、苦労人をやらせてもらってます」
「……あ、ごめんなさい。急にリングマスターが……あ、後に紹介しますけども。マスターから呼び出しが……」
「すみませんね、生放送中なのにホント……ちょっとだけ席を外しますね。えーでは本日のBGMはこちらー、【easygoing】」
]]>
【前枠劇場 〜イザ子ラジオ〜】
「はい、という訳でして、久しぶりのよそンちという訳でですね。誰が誰だか忘れたって人も居るだろうと、はい」
「そういう人のために、こうして前枠……あ、ここを前枠って呼んでるんですけどね、えー、ここでキャラの紹介をね」
「改めてしていこう、と。そういうコーナーを設けましたー」
「では早速キャラの紹介をしていきたいと思うんですけれども、その前にですね、まずよそンちとは何かという……」
「説明がですね、必要かなと。思いましてですね。ざっとこのカテゴリについてお話ししたいと思いますー」
「えーっと、よそンちというのはですね、カデ子さんの家とは違う家での話の事でして、いやよそンちってまんまじゃないかって感じなのですけれども、ふふ」
「まぁそういう、そうですね、向こうとは関係の無い、いや関係ないって事は無いのかな。たまに出てきますもんね、こっちにもね」
「外伝、そう、外伝ですね。カデ子ンちの外伝。まぁその、主人公がわいわいやってる一方その頃、みたいな、そういう」
「…………え、もう尺が無いから終わり? え、でも私まだ紹介……あ、はい……すみません……」
]]>
【前枠劇場 〜本編の後の話〜】
「つまりあなたは私達に無茶ぶりをした挙句に自分はカデ子さんと悠々とデートをしていたと」
「デっっ……! ち、違っ、そうじゃなくて! いや、その、あれはつい言っちゃったというか、まさかあんな事になってたとは……」
「なるほど。カデ子さんとのデートに夢中で後ろの惨状には気付かなかったと」
「だっ、だからデー……じゃなく、て!」
「……聞こえますか? あの守護魔二人の呪詛……。あなたを呪ってますよ」
「……ごめんなさい」
]]>
【前枠劇場 〜大浴場〜】
「ウチも人が多いし、大浴場とか欲しいなー……」
「でもそう簡単にそんなの作れないしなーさすがのボクでも。誰かパパーっと作れる人いないかなー」
「作ってくれたら尊敬しちゃうなー。なんか、これ見よがしなハンマー持ってる人とか作ってくれないかなー」
「カデ子ちゃん、私を便利屋か何かだと思ってない!!?」
]]>
【前枠劇場 〜閏年〜】
「ウルゥ様はやっぱり、閏年は感慨深いものなのですか?」
「そう……ですね。この姿になったのも、前の閏年でしたし。何かと縁を感じますね」
「わたしも、好きですよ。閏年」
「あなたは、何故?」
「29日がひと月分増えるから」
「ああ……肉の日ね……」
]]>
【前枠劇場 〜食べ過ぎ〜】
「私、甘い物が好きで……食べ過ぎると虫歯になると良くカデ子に注意されるのですが」
「そうですね」
「ホワイトファングは、お肉をずいぶん食べていますが、そうした注意はされないですね?」
「そう……そう、ですかね? 確かに、注意と言うよりは、良く食べるね〜と感心されますが」
「お肉は、食べ過ぎると何か病気になったりはしないのですか?」
「そうですね、太る、くらいですかね」
「ああ、最近その辺はもう開き直ってるんですねあなた……」
]]>
【前枠劇場 〜新年一発目〜】
「新年一発目の話がコレって、ほんとアストラおばさんは空気読めないよねー☆」
「そんな事言われても……正月休みにしたのお前だろうに……」
「いやそうじゃなくて、一発目はカデ子んトコに譲れよって話だよ」
「それは本当にすまないと思っている」
]]>
【前枠劇場 〜アイリスの欲しい物〜】
「アイリスはサンタクロースに何をお願いする?」
「欲しい物リストに載せておいたので後で見ておいてください」
「この世界にそんなデジタルなサンタいねーよ」
]]>
【前枠劇場 〜サンタクロース〜】
「カデ子……あのね。サンタクロースを……やってほしいの」
「サンタ? キミじゃダメなの?」
「彼女の欲しい物は……私だけじゃ、あげられない。二人のサンタが、必要なの」
「?? 良く分からないけど……いいよ。それにしても、ふふ、ハベ子も、すっかりおかあさんだね」
「ふふ……あの子は特別。出来る事なら、何でもしてあげたいと思うよ。……だから……」
「うん?」
「ううん、何でもない。じゃあ、約束、だよ。一緒に、幸せなクリスマスにしようね……♪」
]]>
【前枠劇場 〜流行り〜】
「この時期にカレーをネタにするって」
「はい」
「どう見ても某剣と盾のゲームが元ですよね?」
「ぐ……偶然……ですよ? 何の事言ってるのか分からないですね……」
「つい最近、キャンプっていいな、とか思ったりしませんでした?」
「…………ゆるして」
]]>
【前枠劇場 〜ハロウィン〜】
「実際、ハロウィンって何なんスか? 何の記念日?」
「記念というか、終戦日だよ。元は慰霊のために人々が祈る日だったのだが、いつしかこうしたお祭りになった」
「えっ……じゃ、じゃあトリックオアトリートはどこから出てきたんですか?」
「終戦からしばらく、この世界は飢えていた。子供の腹も満たせないほどにな。我慢できない子供が、他人にねだり始めたのが由来だ。菓子を寄越せ、さもなくば殺す、とな。幽霊がイメージとして良く使われるのは、そうした恨み苦しみが背景にあるのさ」
「マ……マジ? そ、そんなえぐい日なんですか、ハロウィンって……」
「まぁ、冗談だがな」
「冗談ってその人の人柄が出ると思うんスよ、アタシ」
]]>
【前枠劇場 〜カデ子の年齢〜】
「実際、カデ子さんって本当はいくつなんですか?」
「正直、長生きだと自分の歳は忘れちゃうんだよね。訊かれるたびに生年月日から計算してるんだ」
「して、本当の年齢は?」
「ちょっと待ってね………………………」
「あ、うん、もういいです、生年月日だけ教えてくれればいいです」
]]>
【前枠劇場 〜二周年〜】
「さて、更新サボってた間にいつの間にかこの窓も二周年な訳ですが」
「はい」
「二周年に加えて久々の更新がこの内容でいいんですね?」
「…………まぁ、いいんじゃないかな……」
]]>
【前枠劇場 〜あだ名〜】
「どうしてカデ子はアイリスだけ呼び捨てなんだろう?」
「普段の素行のせいでしょう」
「じゃあ、どうしてわたしはちゃん付けなんだろう?」
「それは……別に、あなただけじゃないでしょう?」
「でもちゃん付けって……なんだか、子供っぽいから。呼び捨てで呼んで欲しい……って、思わない?」
「多分、あの人的には親しみを込めてるのでしょうけど。あなたの言い分も分からなくもないですわ。わたくしもアルカちゃんですし」
「……でもアルカードは、アルカちゃん、って。なんだかあだ名っぽくて……いいな。わたしも、あだ名がいいな。アルカード、何か良いあだ名ないかな?」
「…………モッ…………」
「今モックーって言おうとしたでしょ」
]]>
【71話について】
「最後が切れてたわ」
「何で気付かなかったんですかお義母さん」
「母ではないけれど。知らなかったのよ。これ多分長すぎると切られるのよ。あの話、随分と長かったから」
「……で、どうするんですかお義母さん」
「母ではないけれど。……そうね、まぁ、切られたのは少しだから別に良いと言えばいいのだけど、あのままだと最後が良く分からないから、もうここで捕捉するわ」
「72話でのイザ子さんの頑張りが無駄ですねお義母さん」
「だから……もういいわ。あの後、ジョカ子は喋ったの。ハベ子の事をおかあさんと呼び、懐いたのよ」
「そして私は彼女にカデ子が父親だと吹き込み、ジョカ子はそれを信じました。カデ子も喜んでいました」
「……………………。で、その後私だけが、この娘が私の力を全て取り込んだ事に気付いて……でもその後に面倒が起こってもそれはカデ子に任せることにして。空っぽになった宝石を預かったのよ。そこで71話はおしまい」
「今度からは気をつけましょうね、お義母さん」
「そうね、迷惑をかけたわ、ごめんなさいね。あと私がお義母さんと呼ばれてるけど、これは切られた部分に含まれてないわよ」
]]>
【前枠劇場 〜ハベ子とツクヨミ ジョカ子編〜】
「…………おい、ご主人。誰だこれ」
「ジョカ子。今日からウチで暮らすよ」
「聞いてないぞ」
「今日決まったの。私はおかあさん、らしいから」
「意味分かんないぞ。何で引き取ったんだ。こんなのカデ子の家に押し込めておけばいいだろ」
「…………だってカデ子、私が一緒に暮らしたいって言っても世界観が違うとか言うから」
「それずっと引っ張ってるなご主人……」
「私が世界線を操作できるようになるまで、この子はウチで引き取る」
「何を目指してるんだご主人」
]]>
【前枠劇場 〜注意〜】
「ぴんぽんぱんぽーん♪」
「えー今回の記事はー、勝手にオリジナル要素ぶっこんでまーす☆」
「元々の世界観を大事にしたい人は、この辺でよそンちに見切りをつけてくださーい☆」
「って、そんな人間はそもそもよそンちカテゴリなんか見てねぇか、ガハハハハハ☆」
「……いや実際、どうなんですかこれ。怒られないんですか? 最初からこうする予定だったんですか?」
「いや? 大体話や設定なんてその日に思い付いたの入れてるぞ?」
「うわぁ……」
]]>
【前枠劇場 〜次のキャラ語り〜】
「あ、これ次のキャラ語りフォマ子だろ」
「やめなよ」
「私なんかもう分かってきたんだ。この流れでこのサブタイトルという事は次はフォマ子だろ」
「やめなよ」
「いいよ別に、私は大人だからな。若手に譲ってやるさ。私は我慢が出来るからな」
「やめなよ」
「まぁそのキャラ語りも随分ご無沙汰だがな」
「やめなよ」
]]>
【前枠劇場 〜スタイル〜】
「アイリスはさ」
「はい?」
「何でボクの服を勝手に着てるの?」
「いやーそこにあったので」
「あったので、じゃないよ。ちゃんと自分の服を買いに行きなさいってボク言ってるじゃん」
「嫌ですよ、熱中症で殺すつもりですか。そもそも研究で外に出る時間なんて無いんですよ」
「だからって……」
「あとこれ、言ったら女性としてすごく屈辱的なのでなるべく言いたくなかったのですけど」
「何?」
「あなたの服って、私にも合うんですよ。こう……ね? スタイル的に……」
「キミは外に出るよりもそんな屈辱を味わうのを選ぶの……」
]]>
【前枠劇場 〜水着ガチャ〜】
「リングが資金難なのでー! 皆の水着姿をガチャにして売り出すッスー!」
「最低な発想だねケモ子ちゃん」
「という訳で皆の水着姿を披露して欲しいッス。ちなみにアタシはこういう水着ッスよ、可愛いでしょー」
「わ、私は、ふ、普通の……だと思う、これ」
「わぁ、改めて見るとイザ子って中々のおっぱいッスねー。……で、他の人の水着はって言うとー」
「マスターは上がワイシャツになっただけだね……あれ水着じゃなくて夏服だねただの」
「トロッ子もいつも通りの服」
「フォマ子さんもいつもの格好……」
「ハベ子は来ない」
「グラ子さんは……」
「鬼の形相でガチャを取り締まろうと追いかけてきてるから逃げるッス、イザ子」
]]>
【前枠劇場 〜夏と言えば〜】
「アイリス、夏と言えば?」
「水着ガチャー♪」
「やめろ」
「お祭りー♪」
「おー、いいね」
「の、浴衣ガチャー♪」
「やめろっつってんだろ」
]]>
【前枠劇場 〜本編後の会話〜】
「結局良く分からなかったんスけど、ジョーカーってつまりディスペルフィールドとかやればどうにかなるって事ッスか?」
「うーん、どうなんでしょうね。ただ、ケモ子ちゃん。それだとウチは問題ですよ?」
「どうしてッスか? フォマ子が居るじゃないッスか」
「フォマ子ちゃんがやってくれると思いますか?」
「…………トロッ子、DEMのアレでディスペルフィールドとか無いんですか……?」
]]>
【前枠劇場 〜出番待ちの人〜】
「ねー、アタシの出番まだー? もう三か月も待ってんだけどー。ねぇー、おーい」
「いいのかー? アタシこのままだと前枠の人、ってなるぞー。いいのかーおーい」
「そりゃアタシは忙しいって設定だけどさー。そんなの物語上の話だろうがおい。忙しいから出番ありませんとかそんなの通らねぇんだよおい」
「いいのかー、このままだと前枠で読者を全員追い返すぞー。とびっきりの下ネタだらけにしてやろうかー」
「……………………」
「ディr」
「ロディ子ォォォォォォォ!!!!!」
「お前そんなんだから本編出禁になるんだぞ」
]]>
【前枠劇場 〜本編のちょっと前の天井裏〜】
(ど、どうしよう、カデ子がすごく機嫌悪い……!)
(何があったんだろう……? 声をかけるべき……? で、でもそれで余計に怒らせたら……)
(……いえ。パートナーは、支え合うもの。こういう時、心のケアが出来なきゃ……!)
(事情を聞きたいけど、今はとにかくカデ子の気持ちを落ち着けなきゃ。えっと、えっと……)
(あ、そうだ! 今流行りの、たぴおか? っていうのを飲めば喜ぶかも!)
(買いに行かなきゃ……!)
]]>
【前枠劇場】
「最近ウチらのポテンシャルを活かせてないよね」
「ポテンシャル?」
「下ネタ女帝のアタシ、ビッチのトロッ子、むっつりのお前、火の玉ストレートのハベ子、ダークホースのフォマ子」
「なんのポテンシャルですかそれは!!! いりませんよそんなの!!!」
「今本編が公開オナニーじゃん? だからアタシらのプレイがさ、見せられないっていうかさ」
「わーわーわー!!! 前枠でそういう単語出すのやめてください!!!」
「だからアタシ考えたんだよ。もしかしたらほら、アレあるかもじゃん、エコケ。そこでアタシらの本出そうよ」
「どっちかと言ったら本編まとめたの出せばいいじゃないですか何でこっちなんですか!!!」
「……………………なぁ、今の話だと主人公の私の名前が無かった気がするんだが?」
「もうお前主人公でも何でもねーから諦めろよ」
]]>
【前枠劇場 〜七夕が〜】
「七夕ってカデ子さんにとって意味の深い日なんですよね?」
「そうらしいよ」
「七夕過ぎましたけど」
「…………」
「今回の話、全然七夕関係ありませんけど」
「……………………」
「いいんですか?」
「……七夕イベントっていつまでだっけ」
「もうそんな家具貰えそうなイベントありませんよ」
]]>
【前枠劇場 〜ロディ子からのお知らせ〜】
「はーいみんなー! 何か無駄なシリアスやったせいで日常パートに出づらくなったロディ子だよー☆」
「結構前からなんだけどー、これからも続きそうだからここで改めて言っておくねー☆」
「しばらくよそンちは設定ぶちまけ回になりそうだよー☆」
「何でかって? そりゃ何か楽しくなってきたからに決まってるだろー☆」
「だからしばらくつまんない話になるかもー☆ ロディ子ちゃんのちょっとえっちな話とか期待してた青少年クンはごめんねー☆」
「じゃあどこでヌけばいいのかって? んなのテメェで作ったむしゅめでも見てシゴいてろよそれがテメェの性癖だろ」
「ロディ子ォォォォォォ!!!」
「ロディ子さん!! 下ネタ役がフォマ子さんに取られつつあるからってそういう路線変更はどうかと思います!!」
「よその子の方が興奮するという人も居る……」
「ハベ子さんも黙って下さい!!!」
「男キャラ作ってる青少年はどうなるんだよ……」
「それが性癖という事では……」
「謝って!! 全世界の男キャラ使いに謝って!!!」
]]>
【前枠劇場 〜唐揚げにレモン〜】
「カデ子さんは唐揚げにレモンってかけます?」
「かけないなー。アイリスはかけそう」
「私は正直どっちでもいいんですよねー。食に拘りがないですからー♪ ただ、そうですね、かけますね」
「拘りが無いんじゃないの?」
「『自分のにかける』とは言ってませんよ」
「アイリス、今度からボクから一番離れた所に座って食べて」
]]>【前枠小話 〜いつかどこかの話〜】
「……もうやめよう? ファーイーストに帰って、また一緒に私と暮らそう……?」
「どうしてあなたが頑張るの……? 世界なんて、きっと他の誰かが救ってくれる。あなたが頑張る必要なんてない」
「帰ったらいっぱい、あなたの好きな物を作ってあげる。何でもしてあげる。ずっと平和にする。だから……」
「……嫌なの……? どうして……? そんなに私が嫌い……? どうしてそんな事を望むの……?」
「変だよ……絶対に、変だよ……。私よりも弱いくせに……そんな人が世界なんて、救える訳ない……!」
「…………そう。そうなんだね……分かったよ……それがあなたの望みなら……叶えてあげる……」
「あなたがどうしても、私から逃げると言うなら…………私は……世界の敵になる……」
「そうすれば、ほら……世界を救いたいあなたは……私を追いかけてきてくれるでしょ?」
]]>
【前枠劇場 〜ハベ子とツクヨミ その5〜】
「昔から、カデ子のヤツは騙されやすかったな」
「そうだね……だから、私が護ってあげてた」
「でもご主人も大概だったぞ……」
「……どうして? そんな事は無い」
「ご主人は基本的に他人の言葉は信用しないけど、カデ子の名前を出されるともうダメだっただろ」
「……そ、そんな事は、無い」
「本当か? 占いとか、二人の関係に悪い事が書かれてたら不安で夜も眠れてなかったぞ」
「……………………そんな事無いもん」
「じゃあ昨日はどうして眠れなかったんだ?」
「……………………」
]]>
【前枠劇場 〜アルマの赤ちゃん〜】
「常々疑問なのですが、アルマと人間が子作りしたら、産まれてくる子はどうなるのでしょうね?」
「普通に人間なんじゃ?」
「そうでしょうか? 元がロボのブリキンさんやマリオネットのモックーちゃんでも?」
「前例が無いから何とも言えないけど……」
「そもそもアルマとはあくまで人間に成っているというだけで、本体がモンスターであることに変わりはない筈です」
「ていうかそれ言い出したらロアもそうだし御魂や神魔だってそうじゃん」
「あなたは気にならないんですか? 私は研究者ですから、是非ともこの辺りは人柱が現れて欲しいのですが」
「まぁ気にはなるけど……どうせ想いの力でどうとでもなるんでしょ? 何だったら想いの力で孕みそうだよ」
「……こういう話を【こっち】でしちゃうのって、絶対【あっち】が今無駄なシリアスやってるせいですよね」
「別にこの小窓って下ネタやらないと継続できないとかって縛りがある訳じゃないぞ……」
]]>
【前枠劇場 〜お芝居〜】
「アイリスって紙芝居はやるけど、演劇とかはやらないの?」
「えぇー、私はシャイですから、そんな舞台で劇なんて出来ませんよ」
「どの口が……」
「それに、その、私がそういった舞台に立つと、お客さんの劣情を煽るみたいで」
「いや着替えろよ」
]]>
【前枠劇場 〜ハベ子とツクヨミ その4〜】
「……ご主人。その……ご主人、暇そうだな? 私が……えっと……あ、遊んでやろうか」
「…………」
「……ぁ、ど、どうしても、どうしてもって言うならだぞっ」
「じゃあいい」
「……………………(むすー)」
「……ねぇ、ツクヨミ」
「んっ、な、なんだ!?」
「重いからどいて」
「(むすー)」
]]>
【前枠劇場 〜カデ太〜】
「もしボクが男の子だったら、名前何になってただろう?」
「カデ夫とかカデ太とかじゃないですか?」
「なんか随分今と印象変わるね……」
「そうですか? カデ太とか、良いと思いますけどね」
「そうかなぁ……」
「なら、もっと男の子のメジャーな名前にしてみては?」
「そんなのあるの?」
「キr」
「やめろ」
]]>
【前枠劇場 〜年号〜】
「この小窓って基本的に、あっちの世界の祝日とか大きなイベントとか拾っていくようにしてるけどさ」
「はい」
「年号が変わる、ってネタはどうしようもないよね」
「時代が変わる、って言い方をすれば良いのでは?」
「そんな大げさな話、ここでやらないでしょ」
「カデ子の時代が終わって次から違う人が主人公になります、とか」
「……………………」
「冗談ですからそんな顔しないでください」
]]>
【前枠劇場 〜あまあま〜】
「ボクもね、甘々な物語に憧れてない訳じゃないよ。実際、自分が本当に男だったら、って思う時もあるさ」
「はぁ」
「ボクじゃなくても、例えばよそンちの誰かでもいいんだ。甘々な話を見たい時があるんだ」
「なるほど」
「でも仕方ないんだよ。男キャラってどうしてもモチベが湧かないんだよ。キャラとしては欲しいけど操作はしたくないってこのもどかしい感じ分かるかな?」
「別に、自分が女の子でも、他の男性に恋すればいいじゃないですか。男性パートナーだっているでしょう」
「少ないじゃん。あまりにも少ないじゃん。実質ウルフ君かアルカナハートのどっちかじゃん」
「まぁ、ヒスイさんは相手がいますしね。ライ君は、そうですね、あなたは惚れそうにないですね」
「……ねぇアイリス。なんか、ボクが憧れるような男の子のロアとか作れないの?」
「現実から逃げないでください」
]]>
【前枠劇場 〜ハベ子とツクヨミ その3〜】
「ツクヨミ……これを見て」
「ん? 不動産のチラシか? 引っ越すのか、ご主人?」
「考えてる……」
「でも、今の家も別に不自由はないぞ? どうして引っ越したいんだ?」
「今住んでるここは……カデ子ンちから徒歩10分。この物件は、徒歩5分なの」
「ご主人。まさかそれが理由なのか?」
「……好条件」
「ご主人。頼むから考え直せ」
「ちなみにこっちは徒歩3分なんだけど、家賃が高い……」
「ご主人。一応言っておくけどカデ子ンちは飛空庭だからずっと同じ場所に居る訳じゃないぞ」
「…………」
「ご主人。じゃあ飛空庭を買おう、とか言うなよ」
「…………そう言えばカデ子の庭は、あの人に作ってもらったらしい」
「ご主人」
]]>
【前枠劇場 〜日めくりカレンダー〜】
「カデ子さん、日めくりカレンダー作ったんですけど、要ります?」
「わぁ、すごい。4月の?」
「いいえ3月です」
「今日もう30日なんだけど」
「ええ、ですのでそこまで私が楽しくベリベリ剥がしました」
「もうほぼ日めくれねーじゃねーかこのカレンダー」
「なんちゃってー♪ 実はちゃんと、もう1個作ってあるんですよー♪」
「おーすごい。こっちはちゃんと1日から剥がせるの?」
「いえ、これも私がうっかり剥がしちゃってるんですけど」
「むしろ何で最後だけボクにあげようと思ったの?」
]]>
【前枠劇場 〜ツクヨミとタイニー〜】
「あれ? ツクちゃん、ご主人と一緒じゃないの?」
「…………入るな」
「え?」
「今、ご主人の部屋に入るな」
「どうして? せっかく会いにきたのにー」
「ダメなものはダメなんだ! ご主人、一日に一回はこういう時あるんだ! でも今日はカデ子に会ったからマシマシなんだ!」
「何それ、どういう事? ねぇねぇ?」
「いいから! お前は黙って私の遊びに付き合えばいい! ほら!」
「今の流れだとボクとツクちゃんがそういう関係みたいに聞こえるよ?」
「だったら最初から訊くな!!!!!!!!」
]]>
【前枠劇場 〜ハベ子とツクヨミ その2〜】
「……考えてる展開があってね。ツクヨミ、知ってるよね。私が言われたら一番怒る言葉」
「知ってるぞ。ご主人がカデ子を好き、って気持ちを否定される事だぞ」
「うん、えらいね。それを、もし、カデ子が言ったら。やっぱり私は許せないの」
「怒るのか? 喧嘩するのか、カデ子と?」
「喧嘩? ううん、オシオキするの。もう二度と否定できないように、どれだけ気持ちが大きいか分からせるの」
「ああもうカデ子は反撃すら出来ないんだなご主人」
「でね、そのオシオキを、この本にイメージとして描いてみたんだけど、やっぱり、まだ緩いと思う?」
「ご主人、私は確かに見た目が普通より成長してるって設定だけど、それでも18歳以下なんだぞ」
]]>
【前枠劇場 〜吸血鬼〜】
「カデ子さんって、良くアルカードちゃんに血を吸われてるじゃないですか」
「そうだね」
「私、吸血鬼の伝承で語っていなかった所があるんですけど、聞きたいですか?」
「この入りからだと嫌な予感しかしないけど、うん、聞きたい」
「吸血鬼に噛まれた人も吸血鬼になっちゃうんですよ」
「…………え、ウソでしょ?」
「吸血鬼になっちゃうんですよ」
「ウソでしょ?」
]]>
【前枠劇場 〜傾向〜】
「これは、この窓とか、まぁ、色々な場面共通の傾向として、なんだけどね?」
「はい」
「直前にシリアス話をやったり、なんか暗い雰囲気になったりするとね、その反動でものすごいバカな事をやりたくなるのね?」
「はい」
「で、今よそンちがそんな面白くない話をやってるじゃん? だから反動が、こっちに来るワケ」
「はい」
「つまりそういう事なんだよ今回は」
「皆さん、これ頭空っぽにしてから開いてくださいね」
]]>
【前枠劇場 〜ハベ子とツクヨミ〜】
「…………ツクヨミ? アルマ化して、なんてまだ言ってないよ?」
「…………どうしてもご主人に言いたい事がある」
「何? 今忙しい」
「私の本体をカデ子っぽく縫っても、アルマ化した姿は変わらないぞ」
「…………そう」
「いやていうか何で急にそんな事思いついたんだ……?」
「この前、カデ子の話したでしょ? カデ子はタイニーの真似をしている、って」
「してたな。ご主人がカデ子の話をしてるのは毎日だけどな」
「その時思ったの。もしあの時、居たのがタイニーじゃなくてダンプティーだったらって。そうしたら今頃、カデ子はツンデレだったんだよ。ツンデレカデ子だよ。きっとすごく可愛いと思、ねぇ、どうしてぬいぐるみに戻るの? ちゃんと聞いて同意して?」
]]>
【前枠劇場 〜ホモ〜】
「ところでモクジュちゃんはどこでホモなんて言葉を知ったの?」
「ウィスプがね、わたしみたいに女の子が女の子を好きになっちゃう人はレズって言うんだ、って言ってたの」
「存外ハッキリ物を言うんだねあの人……」
「で、じゃあ男の子の場合は? って訊いたら、ホモなんだ、って」
「……聞きたかないけど、ウィスプちゃんがそういう知識を得たのって……もしかして薄い本ってやつじゃ……」
「ううん、通りすがりの愛の守護戦士さんが教えてくれたって」
「メイリィィィィィィィィ!!!」
]]>
【前枠劇場 〜サブマスターの仕事〜】
「サブマスターって具体的に何をするんスか?」
「えっと、ロディ子さんの所に行ってクエストを請け負うのと、クエストの報告が主だよ」
「それって前はアストラリス子がやってなかったッスか?」
「うん、そうなんだけど、私はロディ子さんに個人的に用事があってちょくちょく通ってるから、私が担当する事になったの」
「…………あれ、じゃあ今はアストラリス子の仕事って何なんスか?」
「クエストの内容のチェック……とか? 最終的に請け負うか負わないかはマスターが決めてるよ」
「じゃあイザ子のお陰で、アストラリス子が直々にあいつのトコに行かなくて良くなったぐらいの違いだけって事ッスね」
「そうだね」
「イザ子、それってパシr」
「言わないで!!」
]]>
【前枠劇場 〜面接〜】
「特技はディバインブレーカーとありますが、それは何の事ですか?」
「はい、魔法です。敵単体に大ダメージを与えます」
「……で、そのディバブレは当社において働くうえで何のメリットがあるとお考えですか?」
「はい。敵が襲ってきても守れます」
「帰ってください」
「あれあれ、怒らせて良いんですか? 使いますよ、ディバブレ」
「いいですよ、使ってください。それで満足したら帰って下さい」
「……運が良かったな。今日はMPが足りないみたいだ」
「足りないのはINTですよね」
「おいそんなセリフ台本に無いぞ」
]]>
【前枠劇場 〜今日のハベ子 バレンタイン編〜】
「カデ子、あーん……♪」
「あー……もぐもぐ。美味しい、ハベ子はチョコ作るの上手だよね」
「ふふっ、頑張ったよ……。はい、あーん♪」
「あーん」
「あーん♪」
「もぐも……あーん」
「はい、あーん♪」
「んふっ……あ、あー……」
「あーん♪」
「あと何個あるの?」
「たっくさん……♪」
]]>
【前枠劇場 〜カデ子ヒストリー〜】
「カデ子さんの話が小出しすぎて正直、前の方に聞いた情報を忘れちゃったりしているので、ハベ子さん。まとめてくれませんか?」
「……今から十数年前、カデ子はこの世界のファーイーストに堕ちてきた。そこで私と出会った」
「ふんふん」
「私とカデ子は将来を誓いながら幸せに暮らしていた」
「真面目にまとめてください」
「最初、カデ子は「ハベ子のお嫁さんになる」と言ってたのにある時を境に「ハベ子にお嫁さんになって欲しい」と言い出した」
「真面目にまとめてください」
「ウエディングドレスを着たい気持ちはあったけれど、カデ子のドレス姿も見たかった」
「真面目にまとめてください」
「悩んだ私は、二人でドレスを着れば良いという結論に至った。しかしそこに現れたのがあの女狐で……」
「トロッ子さあああああん!! 帰ってきてえええええ!!」
]]>
【前枠劇場】
「どっかに書いたんだけどさ。アイリスはボクを追い込むのが大好きだけど、ボクが追い込まれた時は味方になる、って」
「そんな事書いてたんですか」
「それって実はこの話の予告だったんだよ」
「適当に意味深なワードばら撒いておいて後で伏線と称して拾っていくってパターンありますよね」
「キミがそれ言うのは色々とどうなの」
「それとカデ子さん」
「うん?」
「なんかムカつくので今度から私あなたの味方しませんよ」
「キミ一回本当ファングちゃん見習った方が良いと思う」
]]>
【前枠劇場 〜かに〜】
「実際さ、カニよりカニカマの方が美味しいと思わない?」
「確認なんですけど、あなたって昔はお嬢様って設定じゃありませんでしたっけ?」
「そんなの忘れてるもん。それに、カニなんて殆ど食べた事ないよボクは」
「まぁ、美味しい美味しくないよりも、食べづらいって感想が先に来ますね」
「そうでしょう? カニカマは食べやすいし、お手軽だしさ。あっちの方がよっぽど優れてるよ」
「……で、そのお話は彼女達にはしてあげないんですか?」
「うぅ……」
]]>
【前枠劇場 〜100〜】
「祝! 第100話!」
「いえーい!」
「100話を記念しまして、今回のお話はー!」
「お話はー!?」
「特に100が関係無い話です!!」
「いえええええい!!」
「いいのね? 本当にこれが100回目の前枠でいいのね?」
]]>
【前枠小話 〜ディア子からの帰り道〜】
「…………どうしますか、アストラリス子ちゃん?」
「私は戻らんよ。そんなのは誰も望んでいないだろうし、また利用されるのもごめんなのでな」
「…………」
「……お前は?」
「…………戻ろうと思う、と言ったら……泣いちゃいますか?」
「ハッ、泣かんよ。予想通りの答えだ」
「あら……それはそれで、少し寂しいですね」
「だがそれは正しい判断だ。あのリングにはお前が必要だ。私だからこそ、ハッキリと言える」
「…………」
「……私みたいな人間を出すな、とは言わん。それは無理な話だ。だが……かつて私にそうしたように。”その役目の人間”を、護ってやってくれ」
「……ええ、必ず」
]]>
【前枠劇場 〜お正月のハベ子〜】
「カデ子……あけましておめでとう」
「あけましておめでとう! 今年も良い一年にしようね」
「ふふ……カデ子が手伝ってくれたら、良い一年になる、かも」
「そうなの? ボクに出来る事があったら何でも言ってよ」
「ホント? じゃあね……私、今のリング抜けるから、カデ子ンちに入りたい」
「それはちょっと世界観的に無理かな」
「…………世界観…………」
]]>
【〜前枠劇場 新年のご挨拶〜】
「この小窓を開いて一年か二年くらい。無事今年も新年を迎えることが出来ました」
(ポン…ポンポンポンポポポポポン……)
「これもたくさんの方のご声援お手紙タライのお陰でございます」
(カコーーーーーン)
「今年もわたくしカデ子とパートナー達のほのぼのとした日常を」
(イヨーーーーーーーー!!)
「うるさいな何なんだよさっきから後ろで」
「こういうSEってお正月っぽくありません?」
]]>
【前置き】
「な?」
「…………」
「な?」
「……アンタ、実は結構こういう扱いされるの楽しみになってない?」
]]>
【〜前枠劇場 次のキャラ語り〜】
「……………………なぁ」
「どうしました?」
「これ、次のキャラ語りのコーナー、ロディ子かグラ子になるんじゃね?」
「そうかもしれませんねぇ」
「私は……? いつ……?」
「あなたもシリアスな展開に持ってけばチャンスがあるかもしれませんよ」
「ケモ子とかハベ子とかそんなのなかったじゃん……」
「大丈夫ですよ、アストラリス子ちゃん。そんな心配しなくても。あなたの番はきますよ」
「本当?」
「ただ、こうして露骨なフラグ立てなんていう卑怯な手を使ったので、当分後回しかもしれませんねぇ」
「うっそだろお前……」
]]>